先日、8月27日(水)と9月10日(水)に、基礎ワークショップ(Day1 & Day2)が和歌山市西コミュニティセンターにて開催されました。
基礎ワークショップ(Day1 & Day2)では、株式会社BIOTOPEより松隈太翔氏を講師としてお招きし、「自社らしい視点を持ってビジョンを構想」しながら、「ビジョンに向けた自社の使命をナラティブとして言葉にする」ワークに取り組みました。

基礎ワークショップ(Day1)では、まず参加者同士で自社の「らしさ」や大切にしている価値観について語り合い、それらを言葉として明確化していきました。その後、「ビジョンはラフなスケッチから始まる」というテーマのもと、各自が思い描く自社の未来像をビジョンスケッチとして描き出しました。描いたスケッチをもとに参加者同士で講評や意見交換を行い、ビジョンを視覚的に表現することで、新たな気づきやインスピレーションが生まれる場となりました。

基礎ワークショップ(Day2)では、まず事前課題として出された「未来新聞」を共有しながら、その内容をもとに自社として目指すビジョンの方向性を定めていきました。その後、自社のミッションやパーパスを明確にするために「WILL / CAN / NEED」の棚卸しを行い、自社が果たすべき役割や提供できる価値を整理しました。そして最後のワークでは、これまで考えてきた要素をもとにナラティブをステートメントとしてまとめ上げました。互いのステートメントを共有し合う中で、参加者それぞれが自社の「らしさ」に根ざした未来への道筋を言葉として形にする貴重な時間となりました。

基礎ワークショップ(Day1 & Day2)を通じて、参加者の皆様は自社のビジョンを明確化するとともに、自社の強みや存在意義を改めて見つめ直す機会となりました。また、松隈氏のレクチャーや他者との対話を通じて多様な視点を得ながら、ビジョン実現に向けた方向性を描くことができたように見受けられます。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。