9月7日（水）に VALUE -WAKAYAMA design management- の第1回ワークショップを和歌山県民文化会館で実施しました。

5つの事業者と12名の支援者（デザイナー/ビジネスパーソン）にお集まりいただきました。

■午前の部

午前の部では、「デザイン経営を基盤とした事業開発プロセスを学び、集まった多様な知を活かし事業案のプロトタイプをつくる」という事業の目的を再度確認し、一緒に事業を作り上げるチームメンバーの発表を行いました。
その後、チームに分かれ経歴、スキル、本事業への意気込みをチームメンバーに共有しました。多様なメンバーが集まり、期待感が高まる中、和歌山VALUEがスタートしました。

■午後の部

午後の部では、レゴを用いて“事実と解釈”、この二つをテーマにワークを行いました。「目に見えている緑色のレゴは、他の人からみたら違う意味を持っている」、このような体験を通して、事実は同じでも解釈は一人一人違うということを体感しました。そして、その解釈を言葉にしたり、ビジュアル化することで“見える化”していくことの重要性を学びました。
また、これまでのシンポジウム、デザイン経営セミナーで学習した内容をベースにデザイン経営概論について反転学習的に講義を行い、知識の定着を図りました。
最後は、今後の事業開発に必要となる“言語化”のスキルを磨くために既存事業の分析を行いました。既存事業の目的、お客様、提供価値を“言語化”してメンバー内で共有をしました。

最後に、一日を通してチーム内での相互理解が深まりチームワークが芽生えてきたと感じました。事業者、支援者、事務局が切磋琢磨しながら一丸となって本事業を進めていけたらと思います。ご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました。

第2回ワークショップは、自社の整理、Visionの検討をテーマに開催します。

物語は、始まったばかりです。今後の展開にも注目です。