REPORT

開催レポート

2022.10.28

〔VALUE〕Selection Phase第3回ワークショップを開催しました

10月3日(月)に和歌山県民文化会館にてVALUE -WAKAYAMA design management – の第3回ワークショップを開催しました。

第2回ワークショップの活動はこちらからご覧ください
https://wakayamavalue.com/190/

第3回ワークショップのゴール
“デザイン思考のポイントを掴む”
“visionの検討方法や検討内容などを見直せる”
“ターゲットをイメージできる”

第3回では上記のゴールのもと、事業者5社と支援者(デザイナー/ビジネスパーソン)にお集まりいただきワークショップを行いました。
また今回から3名のアドバイザーにご参加いただき各チームへのアドバイスをしていただきました。

■参加事業者(50音順)
株式会社貴望工業
株式会社シマムラ
ニッティド株式会社
有限会社駄菓子屋の夢博物館
米阪パイル織物株式会社

■アドバイザー
西堀耕太郎氏(株式会社日吉屋 代表取締役)
堀内康広氏 (トランクデザイン株式会社 代表取締役)
藤戸佐千世氏(design NAP 代表)

午前の部
デザイン思考に基づいた商品やサービス開発のフェーズとして、
チームごとにこれまで検討してきたbrand visionや自社の強みに紐づく事業案のアイデア出しを行いました。
事業者、支援者共に頭を悩ませつつもvisionとのつながりを考えながらアイデア出しをしました。
また、“良いアイデアはたくさんの一見くだらないアイデアの中から生まれる”、を元に量にも意識しながらアイデア出しを行いました。
そして、各チームで価値を届けるターゲットの検討を行いました。
描いたvisionによって、“どんな人が”、“どのように変化するのか”を具体的な言葉で書き起こしました。

次回までの課題として、
仮説を立てたターゲットに実際にヒアリングをする、ということを設定しました。

午後の部
午後の部では、チームごとに試行錯誤し作成したbrand visionに対する思いをアドバイザーに共有しました。
アドバイザーからは、実践知や成功事例などを元に意見やアドバイスを頂きました。
チーム内活動では気づかなかった視点でのコメントを頂くことで、チームの方向性を決めていくための手がかりを掴むことができました。
次回に向けて、各チーム頂いたコメントを持ち帰り、brand visionをさらにブラッシュアップしていきます。

最後にお集まり頂いた皆様、ご支援頂いた皆様誠にありがとうございました。
次の第4回ワークショップでは、ターゲットの行動観察、プロトタイプの作成を行います。
各チームの今後の動向に注目していきましょう。