先日、8月2日(金)と8月16日(金)に、第1回・第2回基礎ワークショップが和歌山城ホールにて開催されました。
第1回と第2回を通じて、株式会社中川政七商店より安田翔氏を講師としてお迎えしました。ビジョンや自社らしさを経営目標・経営計画に落とし込む考え方を理解し、言語化と数値化を行き来することで、自社としてのありたい姿や目指す目標像についての検討を深めていきました。
第1回基礎ワークショップでは、株式会社タカショーデジテックより古澤良祐氏をゲストとしてお迎えし、基調講演をいただきました。古澤氏の講演では、競合がいないフィールドで戦うことや潜在的なニーズを汲み取って新しいマーケットを創出することの必要性が説かれており、とても勉強になる内容ばかりでした。
その後の安田氏の講義では、ビジョンを策定する際のポイントについて細かく指導いただき、自社のビジョンを細分化した上で数字に落とし込む方法についても具体例を交えながら説明いただきました。
第2回基礎ワークショップでは、第1回で出されたビジョン策定の課題に関する発表がいくつかのグループによって行われ、その内容に対して的確で鋭いフィードバックを受けていました。発表終了後には、各社がそれぞれのビジョンを再検討するワークを行いましたが、イベント終了後も議論が続き、時間を忘れるほど熱心に取り組んでおられました。
第1回と第2回の基礎ワークショップを通じて、参加者の皆様はビジョンの明確化と実現に向けた具体的なアプローチを深く理解することができたように見受けられます。また、古澤氏の講演や安田氏の指導を通じて、多くの示唆とインスピレーションを得ることができたと確信しています。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。